鉄の煌めき 030104  〜ABEちゃんのぺえじ〜


今日のお題はこれです。
この画像からわかる情報は?




1.


京急600形 投稿者:ABE  投稿日:01月31日(金)14時27分37秒


さてさて久々の京浜急行、600形ですね。(京急の場合「系」ではなく「形」とあ えて表記させていただきます。)

場所は地元の私にはわかりやすい横浜駅です。
JR3番線ホーム(根岸線)より京急2 番線を望んでます。横浜駅の番線の付け方は、私鉄、JR続き番号になっていま す。京急が1,2番線、3,4番線は根岸線・京浜東北線(横浜〜大船間は根岸線とい います)、5,6番線は東海道下り線、7,8番線は上り線、9,10番線は横須賀線、11, 12番線は東急東横線(現在は独立して1,2番線を名乗っています)となっていま す。

京急の塗装は基本的に赤色(バーミリオンという)に白の帯で、ロングシート車は 窓の下に細帯でクロスシート車は写真のような太帯です。基本的に前者は普通、 急行用、後者は特急、快特用です。
京急は以前より行楽特急用にクロスシート車を導入しており、1代目600形は(写 真は2代目)全面形状がその当時のはやりの湘南形(窓が大型2枚窓)を呈してお り、ロマンスカーと言われていました。
京急の行楽特急の特徴は特急料金なし、 スピード速し。この伝統は今でも引き継いでいます。名前も特急より速いの意で 「快速特急」と呼んでいます。
2代目ロマンスカーは1983年に登場の2000形。日本初の対面クロスシート車でこ の車輌より太帯が採用されました。
最近この後継者で2100形(メロディーを奏で るモーターの車輌)が登場し2000形は3扉のロングシート車に改造され、現在は細 帯を巻いています。

600形は、1000形の後継者として登場した1500形(バックナンバー021218京浜急行参照)の改良版 で、都営線、京成線乗り入れ仕様でその中でも初めてクロスシートを採用した車 輌です。そのほかにも可動式シートを持っており、ラッシュ時にはドアまわりの シートを収納できるようになっています(現在は固定されています)。もちろんク ロスシート車ですから帯は太帯です。
余談ですが、現在の太帯車は600形、2100形、新1000形の3車種ですが、旧1000形 の後継の新1000形は改造2000形と同じシート配置なのに太帯をまとっていて、 2000形の立場がないなと思う今日この頃です。


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