鉄の煌めき 021210　　〜ABEちゃんのぺえじ〜

今頃見つけたからこれも簡単にね。
撮影場所は上野。左の写真はこれどっから撮ったんだろう、向こうに見えるのは 宇都宮線・高崎線用のE231系。手前に架線柱が見えるのでおそらく京浜東北・山 手線ホーム(3,4番線)だと思います。

真中の写真は15番線に停車中の常磐線普通電車の415系、そして振り返ると14番 線には211系(宇都宮線か高崎線)ってところですか。

右の2枚のホームは通称「地平ホーム」と呼ばれており、外国の駅に多いターミ ナル(終端)ホームで行き止まりになっています。
よって機関車牽引の列車は尾久客車区(田端操車場)まで推進(後押し)回送されま す。(上野発はその逆で上野まで推進運転)
これは上野駅の名物で、ブルートレインの最盛期だった1970年代は多くのファン が集まって来ていました。
この推進運転、もちろん加速は機関車に乗っている機関士が、しかしブレーキは 反対側の客車の先端に別の機関士が乗り、携帯用のブレーキシステム(格好いい 言い方したけどタダのブレーキ弁)に客車のブレーキホースをつないでブレーキ ングします。この時貫通扉を開いた状態で運転するのでとても特徴的です。
(「カシオペア」用の26系には最初からヘッドライトと簡易運転台が隠されてい ます。たしか)

左の写真の高架ホームは昔東京まで繋がっており東北・上越方面の優等列車も東 京発着がけっこうあったのです。東海道新幹線ホームの増設に伴い東海道線ホー ムが少なくなり、上野口の特急を発着させる余裕がなくなり廃止されました。 (この時は横須賀線も東海道線を走っていたので。。。。) その後東北新幹線の東京口工事に伴い、上野〜東京間の線路は秋葉原で断絶する 事になりました。(現在は常磐線・宇都宮線・高崎線の留置線として使われてい ます) 今は閑散とした上野駅ですが、新幹線開業前は特急電車王国で1時間に5,6本の特 急が出発していえ賑わっていました。