鉄の煌めき 021117-1  〜ABEちゃんのぺえじ〜


今日のお題はこれです。
この画像からわかる情報は?


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品川運転区1 投稿者:ABE  投稿日:11月19日(火)10時25分51秒


今週のお題に取りかかりましょう。(本当に週1回ペースになってきた)
大井町に住んでいる斉藤さんだけあります、京浜東北線ネタで来ましたか。
北行きの京浜東北線は品川を出ると、山手線をまたぐために上にあがるのですが、そこから田町電車区(品川運転区)を右に見下ろすことが出来ます。(写真1-4)
この品川運転区(昔は東京機関区、品川客車区、田町電車区と3つに名前がわかれていました)、国鉄時代は東京発着の優等列車の寝床として栄えていました。今はこじんまりとしてしまいましたが、それでも「踊り子」をはじめとする特急列車と通勤電車の基地として活躍しています。

さて写真に写っているのは、「ホームライナー」の間合い運用で品川運転区(以降品川)にて昼寝をしている「あずさ」「かいじ」用の新しい車両E257系です。
1番最初に「あずさ」に使用された車両は181系特急電車で、これはいわゆる「こだま」形電車と呼ばれていた仲間です。 それと置き換えにデビューしたのが183系1000番台。この車両は房総特急用に作られた183系を耐寒仕様にした電車で、181系が上越線の深い雪のなかで故障が多かったため作られ、上越特急「とき」と一緒に「あずさ」で使われ始めました。その183系も25年以上走り続け、とうとう世代交代になったのです。12/1改正で中央線から引退し、写真のE257系にすべて替わります。

で余剰になった183系は3,4枚目の写真に写っているもので、田町常駐で団体用(波動用という)に使われるようになりました。

実は斉藤さんのもくろみとは裏腹に、僕はこの257系の後ろに隠れている「ブルートレイン」が気になってしまったのです。
この品川客車区はその昔、九州方面への寝台列車でにぎわっていた時代があり、そして僕の少年時代は第二次ブルートレインブームだったわけで、かなり詳しいわけであり、、、、、
1列車から「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「あさかぜ1号」「あさかぜ3号」「出雲1号」「瀬戸」「出雲3号」「銀河」とブルーの客車列車が10も16:40から23:00まで発車していたのです。

それも今では「富士」「さくら・はやぶさ」「あさかぜ」「出雲」「銀河」の5列車になりました。
さて屋根しか見えませんが、1枚目の写真から電源車が写っているので24系客車ということがわかり、電源車の屋根の形からカニ24形100番台と断定できます。
(これは自信あり。なぜならNゲージャーは屋根に詳しいのです)
そして後ろの車両のクーラーキセ(カバー)がステンレスのものに換えられているので、この編成が京都車両所のものとわかり、この列車が急行「銀河」の編成と考えられるでしょう。

24系客車も30年以上たった車両が多くなり、どんどん少なくなっています。最近では「サンライズ瀬戸・出雲」のように電車寝台になっており、客車は淘汰されるでしょう。しかし寝台車の旅情を味わうにはやはり、機関車に牽引してもらう客車意外に考えられるものはありません。



うれしいですねえ。白地に赤青黄色緑の四角の組合わさった新しい中央線特急(新宿にいるので知ってる)と、レッドとアイボリーの旧国鉄色ツートンカラーの古いの(あずさ2号って唄っちゃうのよね)以外にも、ちゃんと、ブルトレまで反応してくれて。。
実は、この品川の車庫(精確な表現は上を見てね)を京浜東北北行きの高架から撮ったのは2度目で、1回目はメモリーを消してしまったんですねえ。そのときはサンライズくんもいたのに。惜しいことをしました。さて、続きは一般に目にすることの少ないものもあります。



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