鉄の煌めき 030101  〜ABEちゃんのぺえじ〜


新年始めのお題はこれです。
この画像からわかる情報は?





1.


185系 投稿者:ABE  投稿日:01月29日(水)11時28分25秒


ありがたい!!東京口ネタではありませんか。

この写真は東京駅6番線ホームより見上げて、7番線に停車中の185系電車を撮影 したものです。
東京駅って面白いんだけど、E電のホームと東海道線のホームに段差があるのよ ね。この謎誰か知ってます?

さて185系特急形直流電車ですが、それまでの国鉄形特急電車にはない斬新(当時 としてはだけど、そのせいで現在では特急としての貫禄がないんだけど)なコン セプトが埋め込まれています。
ことは1970年代。伊豆への行楽特急として「あまぎ」が1日2往復運転されていま した。それに使われていた車輌は準急「日光」で登場した157系電車。(その後、 183系電車(現在「しおさい」「さざなみ」「わかしお」などにつかわれている) に世代交代されましたが)、「あまぎ」を補うように急行「伊豆」が153系急行形 電車にて1日10から15往復していました。
この153系が引退の時期をむかえたので、急行「伊豆」を特急に格上げし、「あ まぎ」を吸収合併のうえL特急を走らせようと計画されました。そのとき設計さ れたのが185系電車です。

伊豆というけっこう近場の行楽地向けなので急行形のよいところと、特急形のよ いところを組み合わせたのですが、私が思うに欲張りすぎ。
普通車の座席はその 当時すでに他の型式は回転リクライニングシートを採用していたのですが、185 系では転換シート(これはリクライニングが効きません)。
特急形としてはサービ スがあまりにもお粗末です。(ちょっといい急行と思えばいいのでしょうが、一 人前に特急料金を採るんだからそれはないでしょう)

車輌の特徴としては、従来の特急車の卵形の断面とはことなり、近郊形電車と同 じ断面に、車長も20m(特急車は21m)と短くなりました。
運用形態も普通列車から特急列車まで(現在でも普通、快速、特急、ホームライ ナーで活躍中)幅広い運用をこなしています。

この185系電車、登場当初の塗装は湘南の爽やかさを出すためにアイボリーの車 体に緑の帯を3本中央に斜めに入れた塗装でした。
一昨年より登場から20年以上たつこの車輌のリニューアル工事が始まり、普通車 のリクライニングシート化、グリーン車のシートモケット交換、外板塗装の変更 がなされ、写真のようないわゆる湘南色を基本としたブロック塗装になりまし た。

185系0番台(実は200番台があります、そのうちsyto氏が草津とか水上とか行く予 定があればネタになるでしょう)は基本10両8編成、付属5両7編成あります。
モハ 184-24は付属編成のC6編成で15両編成にした場合13号車に組み込まれている車輌 です。
私は東京口の電車のなかでは113系についで185系に思い入れがあります。また長 くなってしまった。。。

今後とも185系「踊り子」「なすの」「はまかいじ」「湘南ライナー」を宜しく お願いします。


やっぱり、こうじゃなくっちゃね。
電車の前に手摺があるだけで東京駅ってわかるのもすごい。
そっか、ABEちゃん!草津の温泉行こうよ!


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