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《広島 2-1 ヤクルト》池山選手、全力を出した引退試合!
10月17日

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最後までフルスイングを貫き通した池山選手(カメラ提供:OLYMPUS)
17日、今季最終戦となった神宮での広島戦、この試合で現役引退する池山選手が攻守に全力プレーを見せ、フル出場。神宮球場のファンに最後まで感動を与え続けました。試合は延長10回の末、2対1で広島に敗れています。

池山選手は、3番ショートと全盛期と同じポジションでスタメン出場。第1打席は3球全てフルスイングで空振り三振、第2打席は左中間フェンスギリギリのセンターフライ、第3打席はファーストゴロに倒れます。しかし8回裏の第4打席では左中間を破る二塁打を放ち、痛む足を引きずりながら、セカンドベースに到達する姿にファンから大きな声援が送られます。

守備でも、4回表にショートライナーをジャンピングキャッチ。5回表からはファーストに移り、延長10回表にはファーストゴロに飛びつく執念のプレーを見せます。

そして2対1と1点ビハインドで迎えた10回裏は飯田選手がセーフティバント、稲葉選手が送りバントで二死二塁のチャンスを築き、池山選手まで回します。現役最後となったこの打席も、池山選手はフルスイングで空振り三振。これが今季のスワローズ、そして池山選手の選手生活の幕切れとなりました。

試合は先発の花田投手が、6回を投げ6安打を浴びながらも、金本選手の29号ソロによる一発のみに抑える力投を見せます。
6回裏、途中出場の城石選手がレフトへ8号ソロホーマーを放ち、試合は1対1の振り出しに戻します。
スワローズは前田投手、五十嵐亮投手、石井投手、高津投手のリレーで9回まで広島の反撃を封じ、試合はそのまま延長戦に突入。
しかし、10回表に6番手の河端投手が金本選手にタイムリーを浴び、結局これが決勝点となりました。
河端投手が3敗目(3勝)を喫しています。

これでスワローズは今季の全日程を終了。広島には14勝12敗2分けと勝ち越して終え、セ・リーグでは74勝62敗2分けの2位に終わりました。
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